家相(風水)の良い部屋とは?良い間取りを解説
間取りを考えるときには、風水的に良い間取りになっていることが好ましいです。風水では、間取りごとに8つの方角を基本として考えていくことになります。その中でも、幸運をもたらすと考えられているものと不幸をもたらすものとされているものの2つが存在します。注文住宅では、なるべく幸運をもたらす間取りを考えるために、不吉とされている北東と南西に関しては注意をしておかなくてはいけません。
風水では、北東は鬼門と考えられているので家相では湿気が溜まりやすいと判断できます。家の中で特にこの鬼門に設置しない方が良いと判断できるのが、玄関とキッチン、そしてトイレです。これは、南西も同じです。北東と真逆の方向に存在する南西は裏鬼門と呼ばれていますので、注意が必要です。
特に、家相では玄関は運気が通る道です。玄関から入ってきた気は住宅内部に浸透していきますので、玄関部分から悪い気が入るようなことは避けなくてはいけません。具体的には、東や東南、そして南の方角に玄関を持っていくと、運気が向上します。
キッチンも同様の考え方ですが、これについては水回りが風水的にそもそもあまりよくないと考えられています。水は、明るい陽の気と比較して暗い気を発するものであるという考え方がありますので、風水的に湿気が溜まりやすい場所は全くよくありません。その背景から、それとは異なる方向にキッチンを持っていかなくてはならないという理由が存在します。
風水では、東や南から明るい気がやってくると考えられていますので部屋を設置するときも実はこちらの方面に置いておく方が無難です。特に、リビングは家族が集まる憩いの空間であるため、明るい気が入ってくる場所に設置しておくことが好ましいです。
そして、インテリアに関しては部屋と比較しても少し複雑なので注意が必要です。基本的に、風水は方角によって運気が異なることに違いはありません。一方で、それに加えて実は色に関する運気も存在します。
例えば、東であれば青や水色、南であれば紫や赤などといったラッキーカラーが存在し、それに合わせたものを設置しておくことで運気が上昇します。そのため、インテリアを設置するときにはこのラッキーカラーに合わせたものを準備することが重要です。
また、インテリアと間取りを考慮するときには運勢も考える必要があります。仕事運は東、北は子宝や財運などというように、方角によって司る運勢は異なりますのでインテリアを決めるときにはこれらを総合して判断することです。

